上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について

当院では、画像強調機能(狭帯域光:NBI)に加え、拡大観察機能を備えた最新の内視鏡を常備しています。また、胃カメラの苦痛を少なくするために、以下のような検査方法にも対応しています。

1.経鼻内視鏡検査(拡大観察機能なし)

 鼻腔(鼻の穴)を麻酔後に、細い内視鏡(外径5.4〜5.8㎜)を鼻から挿入します。経鼻内視鏡検査はのどへの刺激が少なく、苦痛(嘔吐反射など)を少なくすることができます。

2.経鼻内視鏡を用いた経口内視鏡検査(拡大観察機能なし)

 咽頭(のど)の麻酔後に、細い内視鏡(外径5.4〜5.8㎜)を口から挿入します。通常の内視鏡(外径7〜10㎜)より外径が細いため、苦痛を減らすことができます。

3.静脈麻酔(鎮静剤)を使用した経口内視鏡検査(拡大観察機能あり)

 咽頭麻酔後に鎮静剤(ミダゾラム)を静脈注射し、口から内視鏡を挿入します。咽頭麻酔だけの場合と比較して苦痛はかなり軽減され、検査を意識しないまま終了していることもあります。なお、鎮静剤を使用した場合は検査後約1時間の安静が必要となります。

検査曜日:月、火、水、金、土曜日(電話でも予約を受け付けています)